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電験三種は意味ない?取得して分かった現実とそれでも取るべき理由


「電験三種(第三種電気主任技術者)は意味ない」

ネットやSNSで、こんな意見を見かけることがあります。

私は実際に電験三種を取得し、その後大手ビルメンテナンス会社に転職しました。結論から言うと、電験三種は転職にはかなり有利です。

ただし一方で、働き始めてから「確かに、取得しただけだと意味がないと感じる場面もある」と思ったのも事実です。

この記事では、電験三種が「意味ない」と言われる理由と、取得後に後悔しないための現実的な対策(実務経験の積み方)を、体験談ベースでまとめます。

先に結論

  • 電験三種は転職用資格として強い(書類・面接で評価されやすい)
  • ただし「取得=即戦力」ではないため、選任されて実務経験を積まないと価値を最大化できない
  • 仕事内容・責任の重さも含めて理解し、若いうちから経験を積むと武器になる

電験三種は転職には有利(意味はある)

私は電験三種を取得して、大手ビルメンテナンス会社に転職できました。求人の中には「電験三種歓迎」「電気主任技術者候補」といった条件のものがあり、資格の有無で応募できる幅が増えることがあります。

電験三種は転職用資格として非常に強い資格です

特に、未経験から設備管理(ビルメン)や電気系の職種に入りたい人にとって、電験三種は「学習してきた証拠」として評価されやすいと感じました。

取得しただけでは意味がないと言われる理由

ただし、電験三種は取得して終わりではありません。現場に入ると「資格はあるけど、判断ができない」「経験がないと怖い」という壁に当たることがあります。

選任されて実務経験を積まなければ意味がない資格です

ここで言う「意味がない」は、資格自体を否定しているというより、資格だけで“実務ができる状態”にはならないという意味合いが強いと思います。

電験三種が「意味ない」と言われやすいポイント

  • 現場では、教科書通りにいかない判断が多い
  • 選任されないと、経験が積めずキャリアが伸びにくい
  • 責任・緊急対応(呼び出し)など、良い面だけではない

電気主任技術者の現実の仕事内容(想像より判断が多い)

電気主任技術者として関わると、例えば以下のような対応が必要になります。

  • 停電作業の計画(手順・安全・関係者調整)
  • 非常用発電機の試運転・点検
  • 漏電警報の対応(原因の切り分け)
  • 電気工事の打ち合わせ(業者・施主・保安面)
  • 回路遮断の判断(止めていいか、止めるべきか)
資格だけでは判断できず、実務経験が必要です

特に「回路を止めるべきか」「優先順位はどうするか」など、単純に知識があるだけでなく、現場の状況を見て安全・影響・復旧まで含めて判断する力が求められます。ここが“資格だけでは足りない”と感じやすい部分です。

事故が起きた場合の責任は重い

万が一、事故が起きた場合、電気主任技術者が中心になって対応する場面があります。具体的には以下のような対応が発生し得ます。

  • 警察の事情聴取
  • 産業保安監督部の調査対応
  • 事故報告書の作成、再発防止策の検討

もちろん、すべてが常に個人に丸投げされるわけではありませんが、「責任ある立場」であることは事前に理解しておいた方が良いです。だからこそ、選任された後は、周囲の経験者に学びながら着実に経験を積むことが重要になります。

休日呼び出しもある(オンコールの現実)

電気異常があった場合、休日でも呼び出しが発生することがあります。設備は24時間動いているため、トラブルのタイミングはこちらで選べません。

これも「意味ない」と言われる原因の一つで、資格を取れば理想的な働き方になる、というより、仕事の選択肢が広がる代わりに責任も増えるという現実があります。

ビルメンでは実務経験が積みにくいこともある

ビルメンの現場によっては、停電作業の頻度が少なかったり、点検がルーティン中心だったりして、思ったよりスキルが伸びないと感じる場合もあります。

実務経験が積めない現場も多いのが現実です

つまり、電験三種の価値を高めるには、資格取得後に「どの現場で、どんな経験ができるか」が重要になります。転職時も、給与や勤務地だけでなく、選任の可能性経験できる業務範囲を確認しておくとミスマッチが減ります。

それでも電験三種はチャンス(人手不足の現場)

電験三種は人手不足なのでチャンスは多い資格です

現場によっては電気系人材が不足しており、資格を持っているだけでも「候補者」として見てもらえることがあります。ここが電験三種の強みです。

「意味ない」と切り捨てるより、資格をきっかけに実務経験へつなげることで、キャリアの伸びしろが大きくなる資格だと感じます。

若いうちに実務経験を積むべき理由(やることリスト)

電験三種を取った後にやるべきことは、シンプルに言えば「実務経験を積む」ことです。具体的には、次のような経験が積める環境を狙うのがおすすめです。

  • 選任される(候補ではなく、実際に任される)
  • 停電作業を経験する(計画〜当日対応〜復旧まで)
  • トラブル対応を経験する(漏電、警報、原因切り分け)
  • 工事打ち合わせに参加する(安全・工程・リスク管理)

ポイント

電験三種は「資格を取ること」より、取った後に経験を積めるポジションへ移動できるかが勝負になります。

よくある質問(FAQ)

電験三種は本当に意味ないんですか?

私は「意味ない」とは思いません。転職では武器になります。ただし、取得しただけで理想のキャリアが完成するわけではなく、選任・実務経験がセットで必要です。

ビルメンだと実務経験は積めませんか?

現場によります。経験が積める現場もありますが、ルーティン中心で伸びにくい現場もあります。転職時に「電気業務の範囲」「選任の可能性」「停電作業の頻度」を確認できると安心です。

取得後に後悔しないために何を意識すべきですか?

資格を取ったら、次は「経験を積める環境」を取りに行くことです。最初の職場・現場選びで伸び方が変わるので、情報収集が重要になります。

まとめ:電験三種は「意味ない」ではなく「使い方が重要」

電験三種は意味がないと言われることがありますが、実際は違います。

転職には有利で、チャンスも多い資格です。

ただし、取得後に選任されて実務経験を積むことが最も重要です。

若いうちに経験を積めば、強い武器になります。

もしこれから電験三種を目指す方は、私が独学で合格した勉強方法も別記事で公開しています。

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