
ビルメン業界には「三種の神器」と呼ばれる上位資格があります。
三種の神器とは、次の3つの資格を指します。
- ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)
- エネルギー管理士
- 第三種電気主任技術者(電験三種)
これらの資格を取得すると、転職・年収・現場評価に大きく影響します。
今回は、私が実際に「三種の神器」を取得して得したことを、体験談ベースで解説します。
目次
- 得したこと① 転職に役立った
- 得したこと② 資格手当をもらえた
- 得したこと③ 任される仕事が増えた
- 得したこと④ 年収が上がった
- 得したこと⑤ 精神的に余裕ができた
- まとめ|三種の神器は「長く働く保険」になる
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得したこと① 転職に役立った
私はビルメンテナンス会社に8社ほど転職を繰り返してきましたが、面接の際は三種の神器の資格を取得していたことで評価され、話がスムーズに進みました。
特に以下の資格を持っていることで評価が高くなりました。
- ビル管理士
- エネルギー管理士
- 第三種電気主任技術者
この3つがあるだけで、責任者候補として見られることもあり、転職ではかなり有利に感じました。
転職回数が多くても、資格があることで評価が下がりにくいのもメリットです。
転職で強かった理由(現場目線)
ビルメンの採用では「現場を回せるか」が見られます。そのとき三種の神器は、
- 電気(電験三種)
- 建物管理(ビル管)
- 省エネ・設備運用(エネ管)
の3方向をカバーできるため、「この人は現場の中核になれそう」と判断されやすいと感じました。
得したこと② 資格手当をもらえた
最近は、以下の資格の手当を出さない会社も増えています。
- 第二種電気工事士
- 第三種冷凍機械責任者
- 二級ボイラー技士
- 危険物乙4
その代わりに、三種の神器のような上位資格を評価する会社があります。
私が経験した会社では、以下の資格手当が支給されました。
- エネルギー管理士:1万円
- ビル管理士:1万円
- 第三種電気主任技術者:1万円
合計3万円の資格手当が支給されました。上位資格は資格手当が高いのもメリットです。
注意:資格手当は会社によって差が大きい
同じ資格でも「手当ゼロ」の会社もあれば「高く評価してくれる会社」もあります。だからこそ、三種の神器は転職時の条件交渉にも使いやすいと感じます。
得したこと③ 任される仕事が増えた
第三種電気主任技術者を取得してから、電気主任より「今後のために」と言われ、以下の業務を一緒に行うようになりました。
- 受変電設備の月次点検
- 非常用発電機の試運転
- 停電作業の立会い
資格を取得する前は経験できなかった業務なので、スキルアップにもつながりました。
電気主任技術者の補助業務に関われるのもメリットです。
任される仕事が増える=「実務経験」が増える
ビルメンは結局、現場での経験が強いです。資格がきっかけで経験できる業務が増えると、次の転職でも説明できる材料が増えます。
得したこと④ 年収が上がった
三種の神器取得後に転職し、年収も上がりました。
- 転職前:年収300万円
- 転職後:年収350万円
資格手当も含めるとさらに上がるため、年収アップにもつながります。
ビルメン業界では上位資格を持っているだけで給与交渉がしやすくなります。
「年収アップ=一撃」ではなく「積み上げ」
三種の神器を取ったから即大幅アップ、というよりも、
- 条件の良い求人に応募できる
- 責任者候補として見られる
- 手当が乗る
この積み上げで上がっていく感覚でした。
得したこと⑤ 精神的に余裕ができた
取得すべき資格は一通り持っているため、無理に勉強する必要がなくなり、仕事に集中できるようになりました。
また、官公庁の入札案件が落ちた場合でも、有資格者は他現場へ引き抜きされる可能性があります。
資格を持っていることで転職の不安が減り、精神的にも余裕ができました。
「食いっぱぐれにくい」という安心感
ビルメンは現場・案件で状況が変わることがあります。そんなとき、上位資格があると「次の選択肢」が増えます。これが一番のメリットかもしれません。
まとめ|三種の神器は「長く働く保険」になる
ビルメン三種の神器は難易度が高い資格ですが、取得すると確実に評価されます。
私のように転職回数が多くても、資格があるだけで評価は大きく変わりました。
また、この資格があることで、
- 電気主任技術者候補になれる
- 現場責任者を目指せる
- 年収アップにつながる
など、選択肢が増えます。
三種の神器は取得まで大変ですが、ビルメンとして長く働くなら持っていて損はない資格です。