
結論:電験三種の勉強時間は、私は約1年(約800〜1000時間)でした。
社会人でも、毎日コツコツ継続すれば独学で合格は十分可能です。
電験三種(第三種電気主任技術者)は難関資格と言われますが、必要な勉強時間の目安を把握し、勉強方法を間違えなければ独学でも合格できます。
この記事では、私が実際に合格したときの「リアルな勉強記録」と「勉強時間の内訳」「どんな順番で何をやったか」を、できるだけ再現しやすい形でまとめます。
私は約1年間の勉強で第三種電気主任技術者(電験三種)に合格しました。
実際に行ったリアルな勉強記録を紹介します。
こんな人におすすめ
- 電験三種の勉強時間の目安(何時間必要?)を知りたい
- 社会人でまとまった勉強時間が取りにくい
- 独学の勉強手順(YouTube→テキスト→過去問)を知りたい
- CBT方式で受験予定で、対策の方向性を知りたい
勉強期間と総時間(800〜1000時間の内訳)
- 勉強期間:約1年
- 平日:2時間
- 休日:6時間
合計の勉強時間は約800〜1000時間です。さらに、通勤時間や寝る前などのスキマ時間も活用して勉強を行いました。
ポイント:社会人の場合、いきなり「毎日4〜5時間」は現実的ではないことが多いです。
私の場合は、平日は“短くても毎日”を優先し、休日にまとめて補うイメージで年間の総時間を確保しました。
取得を目指したきっかけ
私はエネルギー管理士とビル管理士を取得しており、さらに転職を有利にするために電験三種を目指しました。
ただ、最初は理論が難しく感じ、参考書を開いても「何を書いているか分からない」状態からのスタートでした。
①最初の2ヶ月:YouTubeで基礎固め(挫折しないための準備)
- YouTubeの動画を見る
- ノートにまとめる
- 動画内の問題を繰り返し解く
この期間は、電験三種の基礎を固めるためにYouTubeを活用しました。特に電験合格チャンネルの動画を視聴し、ノートにまとめながら理解を深めました。
また、動画内で出題される問題を何度も解くことで知識の定着を図りました。最初から完璧に理解するというよりも、「見慣れる」「公式の意味に触れる」ことを重視しました。
NLBR www.youtube.com
※この動画で基礎を理解できたので、初学者の方におすすめです。
②次の2ヶ月:テキストで理解を深める(理論・電力中心)
- テキストを読む
- ノートにまとめる
- 問題演習を繰り返す
この期間は、テキストを使って本格的に学習を進めました。「みんなが欲しかった!電験三種 合格教科書&問題集」を使用し、理論と電力を中心に勉強しました。
最初はテキストを読みながら内容を理解し、わからない部分はノートにまとめて復習しました。その後、問題集を繰り返し解きました。
「10周」の補足
ここで言う周回は、毎回すべてを最初から解くというより、間違えた問題・理解が浅い単元を中心に繰り返す形です。解ける問題まで全部やり直すと時間が足りなくなるので、復習はメリハリをつけました。
この段階で基礎が固まったことで、後の過去問演習がスムーズに進みました。
③1ヶ月:過去問10年分を徹底演習(伸び始める時期)
- 10年分の過去問を繰り返す
- 理論:計算方法の理解(公式の使い分け)
- 電力:暗記+計算問題の型を覚える
この期間は「みんなが欲しかった!電験三種の10年過去問題集」を使い、理論と電力の過去問を中心に勉強しました。
理論では、計算問題の解き方を解説を読みながら理解し、「どの条件なら、どの公式を使うのか」を意識して演習しました。電力では、火力・水力・原子力などの用語や仕組みを暗記しながら問題に取り組みました。
電力は理論に比べて計算が複雑ではないため、比較的スムーズに解くことができました。
④1ヶ月:過去問20年分で実力強化(出題パターンを固める)
- 過去問の量を増やして対応力を上げる
- 出題パターンの把握(よく出る単元を固める)
- 弱点の洗い出し→集中的に復習
10年分だけでは不安があったため、さらに20年分の過去問に取り組みました。量を増やしたことで出題パターンが見えてきて、問題への対応力が上がりました。
また、同じような問題が繰り返し出題されていることにも気づき、解くスピードも上がりました。この段階で「過去問をやり切れば合格できる」という感覚がつかめました。
上期試験結果(CBT方式)
- 理論:90%
- 電力:80%
CBT方式で受験しました。実際の試験では、過去問ベースの問題が多かったため、落ち着いて解くことができました。
一部見たことのない問題もありましたが、テキストと過去問で演習していたおかげで、考えながら対応できました。試験前は不安もありましたが、過去問を繰り返したことで自信を持って挑めました。
⑤下期に向けた勉強(6ヶ月):機械・法規の戦い方
上期で理論と電力に合格し、残りは機械と法規となりました。この2科目に合格すれば電験三種を取得できるため、8月から勉強を開始しました。
しかし、いざ勉強してみると機械が非常に難しく、理解が追いつかず挫折しかけました。そこで勉強方法を見直しました。
戦略の切り替え
上期のCBT試験で過去問ベースの出題が多いと感じたため、下期は「理解に時間をかけすぎる」より、過去問の解法パターンを定着させる方向に寄せました。
言い換えると、問題を見た瞬間に「この型だ」と判断できるレベルまで、繰り返し演習しました。
正直この時期が一番きつかったですが、ここを乗り越えたことが合格につながりました。
下期試験結果(CBT方式)
- 機械:90%
- 法規:90%
下期もCBT方式で受験しました。試験では、予想通り過去問ベースの問題が多く、落ち着いて解けました。
「もし過去問と違う問題ばかりだったらどうしよう」という不安はありましたが、実際には同じような形式の問題が多く、無事に対応できました。
合格するためのポイント(勉強時間を成果に変えるコツ)
- 毎日コツコツ勉強を継続する(短時間でもOK)
- 通勤時間などのスキマ時間をフル活用する
- テキストと過去問をバランスよく使う(早めに過去問へ)
- 無理をせず科目合格で進める(社会人は特に有効)
- 理解が難しい単元は、過去問の解法パターンを固めて得点源にする
よくある質問(FAQ)
電験三種の勉強時間は何時間くらい必要ですか?
人によりますが、私の場合は約1年で800〜1000時間でした。社会人の場合は、平日2時間+休日にまとめて確保する形が現実的だと思います。
過去問は何年分やれば合格できますか?
私は10年分→20年分と増やしました。最低ラインとしては10年分を「解ける」だけでなく、間違いを潰して安定させることが重要です。余裕があれば年数を増やすと安心材料になります。
CBTは過去問だけで大丈夫ですか?
過去問ベースの出題が多いと感じました。ただし、見たことのない問題も出るので、テキストで基礎を固めたうえで過去問を回すのが安全です。
まとめ
・勉強期間:約1年
・総勉強時間:約800〜1000時間
・平日2時間+休日6時間(+スキマ時間活用)
・YouTube→テキスト→過去問の順で理解と演習を積み上げた
・過去問中心に切り替えてから伸びやすかった
社会人でも継続すれば、電験三種は独学で十分合格可能です。
これから電験三種を目指す方へ
電験三種は難関資格と言われていますが、正しい勉強方法と継続があれば独学でも合格できます。最初は理解できず挫折しそうになることもありますが、過去問を繰り返すことで徐々に解けるようになります。
まずは1日1〜2時間でもいいので、勉強を始めてみてください。積み重ねることで確実に合格に近づきます。