
この記事はこんな人におすすめ
- 第4類消防設備士(甲4/乙4)の「構造・機能の規格」対策を効率よくしたい
- 受信機(P型/R型)・感知器・発信機・中継器・ガス漏れ火災警報設備をまとめて整理したい
- 暗記ポイント(数字・角度・時間)を“試験で使える形”で覚えたい
第4類消防設備士試験(甲4/乙4)は、過去問ベースで対策しやすい一方で、「構造・機能の規格」は数字や言い回しが細かく、直前期に混乱しがちな分野です。この記事では、私が試験で実際に出題された(と記憶している)内容をベースに、“覚えるべきポイントだけ”を目次付きで整理します。
注意(大事):本記事は筆者の受験時の記憶+学習メモをもとにまとめています。法令・規格の改正や、出題表現の揺れもあり得るため、必ず公式テキスト・最新の過去問で最終確認してください。
目次
受信機(P型/R型)の違い:共通信号と固有信号
まず、試験で頻出の「受信機の分類」です。 細かい文章を読ませてきますが、結論はここだけ押さえると判断しやすいです。
超シンプル暗記
- P型受信機 → 共通の信号
- R型受信機 → 固有の信号
文章問題では、次のように聞かれることがあります。
- 火災信号(または火災表示信号)を共通の信号として受信して報知する → P型
- 火災信号(または火災表示信号)を固有の信号として受信して報知する → R型
さらに、M型受信機など、名称と用途の組み合わせも問われやすいので、受信機は「名前+何を受信して何をする機器か」をセットで覚えるのがおすすめです。
P型受信機:主音響装置の音圧(2級と3級の注意点)
次は数字で落としやすいポイント。 P型受信機の主音響装置について、定格電圧における音圧を問う問題が出ました(4択)。
P型2級受信機:主音響装置の音圧 → 85dB以上
ここで引っかけが入りやすいのが、P型3級との比較です。
- P型2級:85dB以上
- P型3級:70dB以上
この「85 / 70」は、短時間で点を取れるので、数字だけ先に固定しておくとかなり楽になります。
感知器の種類:文章から形式を当てる問題(熱アナログ式スポット型)
感知器は、名称が長くて嫌になりがちですが、文章中のキーワードで判別できます。私が受けたときは、次のような文章から「どの感知器か」を選ばせる問題が出ました。
「一局所の周囲温度が一定の範囲内の温度になったときに、当該温度に対応する火災情報信号を発信するもの」
この文章のポイントは2つです。
- 一定の範囲内の温度(=温度を段階的に扱うイメージ)
- 火災情報信号を発信(=アナログ的に情報を出す)
答え:熱アナログ式スポット型感知器
この手の問題は結局、「名称」だけ暗記しても弱いです。おすすめは、感知器ごとに「何を検知して、どういう信号を出すか(ざっくり)」までセットで覚えることです。
感知器の構造・機能:傾斜角(スポット45°、分布5°、炎90°)
ここも点が取りやすい“数字暗記”ゾーンです。\ 光電式スポット型感知器について、「次のうち誤っているものはどれか」という問題で、
基板面を取り付け定位置から60°傾斜させた場合は、機能に変動が生じない
という選択肢があり、ここが誤りでした。
答え:60° → 45°
角度はまとめて覚えると強いです。私は次の3つを“セット暗記”するのがおすすめだと思います。
- スポット型感知器:45°
- 差動式分布型感知器:5°
- 炎感知器:90°
この「45 / 5 / 90」は、試験中に迷いが減ります。
差動式分布型感知器:空気管の規格(長さ・肉厚・外径)
差動式分布型感知器の構造・機能も、数字を問われやすいです。私が受けたときは「誤っているものを選べ」形式で、
空気管の1本の長さは10m以上
という選択肢があり、ここが誤りでした。
答え:10m → 20m以上
この分野は「空気管の規格」をまとめて覚えると強いです。
覚える用(ここだけ)
- 空気管の肉厚:0.3mm以上
- 空気管の外径:1.94mm
- 空気管の1本の長さ:20m以上
数字が並ぶと嫌になりますが、ここは“暗記するほど得”なゾーンです。
発信機:P型1級の保護板(静荷重 20N/80N)と覚えるべき仕様
発信機も「穴埋め」形式で出ることがあります。P型1級発信機の保護板について、次のような問題が出ました(記憶ベース)。
保護板は、(1)Nの静荷重を一様に加えた場合に、押し破られ、又は押し外されることなく、かつ、たわみにより押しボタンスイッチに触れることなく、(2)Nの静荷重を一様に加えた場合に、押し破られ又は押しはずさなければいけない
答え:(1) 20 (2) 80
これは過去問の表現がそのまま出た印象で、そのまま暗記が強いです。さらに、発信機は周辺仕様もセットで押さえておくと安心です。
発信機:一緒に覚えるポイント
- 外箱の色は赤色
- 保護板は透明の有機ガラス
- 倒れ切り型は、定位置に復旧する操作を忘れない
- 1級と2級の違いを覚える
超重要:1級には 応答確認灯 と 電話ジャック が付いて、2級にはない。→ ここは“絶対に違いを覚える”ポイントです。
中継器:金属外箱の接地端子(60V)と覚えるべき規格
中継器も「誤っているものを選ぶ」形式が出やすい印象です。\ 私が受けたときは、次の選択肢が誤りでした。
定格電圧が100Vを超える中継器の金属製外箱には、接地端子を設置すること
答え:100V → 60V
この分野は、ついでに周辺知識も“まとめ暗記”すると効率が良いです。
中継器:覚える用まとめ
- 蓄積時間:5〜60秒以内
- アナログ式中継器の感度設定装置:2以上の操作で表示温度等の変更ができない
- 中継器は、受信機で操作しない限り鳴動を継続
- 定格電圧が60Vを超える中継器の金属製外箱には、接地端子を設置
ガス漏れ火災警報設備:GP型受信機と検知器の数字(60秒・1/4・1/200)
ガス漏れ火災警報設備は、文章問題でも数字問題でも出やすいです。\ 細かい暗記というより、数字(時間・濃度)を落とさないのがコツだと思います。
受信機(GP型)で押さえるポイント
- GP型受信機が信号を受信したときは、黄色のガス漏れ灯を自動表示
- 信号の受信開始からガス漏れ表示まで:60秒以内
検知器で押さえるポイント(濃度)
- ガス濃度が爆発下限界の1/4以上で確実に作動
- 爆発下限界の1/200以下では作動しない
- 1/4以上の濃度に直面しているときは継続して作動
- 設定濃度に達したとき、60秒以内に信号を発する
この「60秒」「1/4」「1/200」は、見た瞬間に答えられるようにしておくと、かなり武器になります。
まとめ:この分野は「数字だけ」先に固めると強い
第4類消防設備士の構造・機能(規格)は、理解というより“数字暗記の勝負”になりやすいです。今回の内容を、最後に「試験直前チェック用」にまとめます。
直前チェック(これだけ)
- P型=共通/R型=固有
- P型2級の主音響装置:85dB以上(P型3級:70dB以上)
- 傾斜角:スポット45°/分布5°/炎90°
- 差動式分布型の空気管:肉厚0.3mm以上/外径1.94mm/長さ20m以上
- 発信機(P型1級 保護板):20N/80N
- 中継器:接地端子(定格電圧)60V超/蓄積時間5〜60秒
- ガス漏れ:表示60秒以内/作動1/4以上/不作動1/200以下
※本記事は筆者の受験時の記憶・学習メモをもとにした内容です。正確な条文・規格値は、必ず最新の公式テキスト・問題集で確認してください。
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