私はビルメンとして働きながら、消防設備士甲種1類・4類を取得しました。
さらに、短期間ではありますが消防設備士の仕事も経験したことがあります。
その中で、ふと疑問に思ったことがあります。
「ビルメンと消防設備士、どちらの方が消防設備士試験に合格しやすいのだろうか?」
今回は、実際に両方を経験した私の視点で感じたことを書いていきます。
目次
- 1. ビルメンは消防設備士試験に有利なのか?
- 2. ビルメンの強みは電気知識
- 3. なぜビルメンでも消防設備士を取得するのか
- 4. 消防設備士の仕事は試験対策に有利?
- 5. しかし消防設備士の仕事は激務なこともある
- 6. 結局どちらが有利なのか
1. ビルメンは消防設備士試験に有利なのか?
ビルメンでも消防設備に関わる機会はあります。
例えば、
- 受信機
- 発信機
- スプリンクラー設備
- 屋内消火栓設備
などを見る機会があります。
さらに、消防設備士による法定点検時には立ち会いを行うことがあります。
特定防火対象物であれば、年2回ほど点検に立ち会うこともあります。
その際、
- 屋内消火栓ポンプの遠隔起動試験
- 開放型スプリンクラーポンプの起動試験
などを見ることがあります。
そのため、ビルメンでも消防設備に全く触れないわけではありません。
しかし、消防設備専門の会社と比較すると、設備に深く関わる機会は少ないと思います。
2. ビルメンの強みは電気知識
一方で、ビルメンには別の強みがあります。
それは電気知識です。
ビルメンでは、
- 第二種電気工事士
- 第三種電気主任技術者
などを勉強する人が多いため、電気関係に強い人が多いと思います。
消防設備士試験では、電気の問題も多く出題されます。
そのため、電気知識で点数を稼げる人もいると思います。
また、現場によっては待機時間や休日が比較的多い場合もあり、その時間を勉強に使えることもあります。
この部分は、ビルメンの大きなメリットだと思います。
3. なぜビルメンでも消防設備士を取得するのか
ビルメンでは、 「消防設備士はそこまで必要ない」 と言われることもあります。
それでも、私は消防設備士の資格を取得しました。
理由は、仕事だけでなく将来への投資だと思ったからです。
例えば、もし失業した場合でも、消防設備士のアルバイトをしながら転職活動をすることもできます。
さらに、アルバイトで経験を積み、そのまま正社員として登用される可能性もあります。
そのため、私は消防設備士の資格を「保険」のような感覚で取得していました。
4. 消防設備士の仕事は試験対策に有利?
消防設備士として働いている人は、やはり試験には強いと思います。
理由は、法定点検などで消防設備に日常的に触れているからです。
実際に、
- 自動火災報知設備
- スプリンクラー設備
- 消火器
- 誘導灯
- 屋内消火栓設備
など、多くの設備に関わっています。
そのため、実務経験と試験内容が結びつきやすいと思います。
実際に設備を触りながら覚えることで、参考書だけでは理解しにくい部分も頭に入りやすいと思いました。
5. しかし消防設備士の仕事は激務なこともある
ただし、消防設備士の仕事はかなり忙しい会社もあります。
実際、朝早くから現場へ向かい、帰宅時間も遅くなることがあります。
そのため、勉強時間を確保するのが難しい場合もあると思います。
それでも、私が働いていた時には、消防設備士甲種をコンプリートしている人もいました。
本当にすごいと思いました。
6. 結局どちらが有利なのか
私個人の考えでは、
- 実務経験で有利なのは消防設備士
- 勉強時間や電気知識で有利なのはビルメン
だと思います。
どちらにも強みがあり、一概にどちらが上とは言えません。
ただ、どちらの仕事でも実際に設備に触れながら勉強すると、消防設備士試験はかなり理解しやすくなると思います。
そして、消防設備士の資格は将来的に仕事の幅を広げることにも繋がると思っています。