
私は設備管理の仕事をしていた時、上司から「肝心なところをちゃんとやればできるのに勿体ない」と言われたことがあります。
当時の私は、一生懸命仕事をしているつもりでした。しかし、焦ると“思い込み”で答えてしまうことがあり、それが原因で指摘されることが多くありました。
今回は、空調設備の点検中に起きた「思い込み回答」の失敗談と、上司から教わった“確認してから答える大切さ”についてお話ししたいと思います。
目次
空調設備の月次点検で起きた出来事
ある日、私は空調設備の月次点検を行っていました。
モーターの異音確認、ファンベルトの点検、制御盤の確認などを進めていた中で、ドレントラップの確認も行いました。
ドレントラップを開けてみると、排水口がかなり詰まり気味になっており、スライムのような汚れが付着していました。
私は詰まり防止のためにスライムを除去し、その内容を点検表へ記入しました。
すると後日、上司から「ドレントラップのフロートボールって何のためにあるかわかる?」と聞かれました。
焦って「思い込み回答」をしてしまった
その時の私は、「早く答えなければいけない」と焦ってしまいました。
そして私は、
と答えてしまいました。
しかし実際には違いました。
後日、上司が調べ直して教えてくれたのですが、フロートボールは主に、
- 封水切れ防止
- 臭気の逆流防止
- 空気の逆流防止
などの役割を持っていました。
つまり私は、その場の推測を“正しい知識”のように答えてしまったのです。
上司から教わった“確認してから答える”大切さ
その時、上司からこう言われました。
私はこの言葉を聞いた時、かなり反省しました。
私は昔から、「早く答えなければいけない」「黙ってはいけない」と焦ってしまうことが多くありました。
しかし設備管理の仕事では、“適当に即答すること”より、“確認してから正確に答えること”のほうが重要です。
実際、設備の世界では思い込みによるミスが大きなトラブルにつながることもあります。
- 誤操作
- 誤報告
- 復旧ミス
- クレーム対応の失敗
だからこそ、「確認します」と言えることも大切な能力なのだと学びました。
実は評価されていた部分もあった
ただ、上司は私を否定したかったわけではありませんでした。
むしろ責任者からは、
と言われました。
さらに、
とも言われました。
私はその時、初めて「叱られる=完全否定ではない」と気づきました。
実際には、
- 点検をしっかり行っていた
- 異常を見つけていた
- 記録も残していた
- マニュアル作成なども頑張っていた
そういった部分は見てもらえていたのです。
ADHD気質の人は“早く答えよう”としてしまう
私は昔から、「早く返答しなければ」という意識が強いタイプでした。
そのため、
- 思い込みで話す
- 確認前に答える
- 焦って発言する
- 後から矛盾に気づく
ということがありました。
ADHD気質の人の中には、私のように“沈黙が怖い”と感じる人もいると思います。
しかし、社会では「早く答えること」よりも、「正確に答えること」のほうが大切な場面も多いです。
今では、
と言うことを意識するようになりました。
設備管理で大切なのは「確認力」だった
設備管理の仕事は、知識だけではありません。
むしろ重要なのは、
- 最後の確認
- 報告
- 復旧確認
- 思い込みを防ぐこと
だと感じています。
私は多くの失敗をしてきましたが、その経験のおかげで「確認する大切さ」を学ぶことができました。
そして今では、失敗した経験も含めて、自分の財産になっていると感じています。
まとめ
私は設備管理の現場で、「思い込みで答えてしまう」という失敗を経験しました。
しかしその経験から、
- 確認してから答えること
- 焦らないこと
- わからない時は素直に聞くこと
の大切さを学びました。
もし昔の私のように、「焦って答えてしまう」「思い込みで失敗する」という人がいたら、“確認することは悪いことではない”と伝えたいです。
設備管理の仕事でも、日常生活でも、「確認する勇気」はとても大切なのだと思います。
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