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消防設備士 甲種4類 実技試験の対策まとめ|鑑別(写真問題)と製図のポイント

この記事では、消防設備士甲種4類(あわせて乙4にも共通しやすい)の実技試験対策として、鑑別(写真問題)で出やすい 工具・測定器・感知器・発信機の頻出ポイントを整理します。NLBR あわせて、製図(平面図・系統図)の勉強法も「やるべきこと」に絞ってまとめました。

※本記事は筆者の受験経験ベースのメモ的まとめです。年度や試験回で出題形式が変わる場合があります。最終確認は公式テキスト・過去問で行ってください。

結論:実技で点を取りやすい分野

消防設備士甲種4類の実技(鑑別・製図)は、やみくもに勉強するよりも「出やすい問題の型」を先に押さえるほうが、短期間でも点が伸びやすいです。 とくに鑑別は写真+記述の形式になりやすく、次のようなテーマは頻出になりがちです。

  • 工具類(名称と用途)
  • 検電器(名称と用途)
  • 測定機器(絶縁抵抗計など:用途・試験・端子の名称)
  • 部材(空気管まわり等:名称を中心に)
  • 感知器(定温式/差動式の違いを説明できるように)
  • 発信機(P型1級:誤発報時の対処もセット)

コツ:写真が出た瞬間に「名称」→「用途」まで1文で言える状態にすると強いです。暗記カード(単語帳)と過去問の往復が効きます。

鑑別(写真問題)対策:まずは工具類を固める

工具類は「写真が出てきて、名称と用途を書け」という形で出やすいです。ここはテキストを読んで覚えれば得点しやすいので、最優先で固めるのがおすすめです。

パイプベンダー

パイプベンダーの写真
パイプベンダー:金属管を曲げる際に用いる

名称:パイプベンダー

用途:金属管を曲げる際に用いる(配管施工で使用)

パイプカッター

パイプカッターの写真
パイプカッター:金属管を切断する

名称:パイプカッター

用途:金属管を切断する

工具類は「覚えておいて損がない」どころか、覚えていればそのまま点になる分野です。 ここでつまずくと、もったいない失点につながります。

他にも覚えておきたい工具(例)

  • ワイヤーストリッパー(被覆を剥く)
  • 圧着ペンチ(圧着端子を圧着する)
  • ドライバー類(端子ねじの締付)
  • 電工ナイフ(被覆処理)

※出題される工具は回によって差があるため、「写真で出たら答えられるか」という観点で、工具一覧を一周しておくのが安全です。

検電器:名称と用途は即答必須

検電器も定番です。写真が提示されて「名称と用途を答えよ」と出題されやすく、暗記で対応できます。

検電器の写真
検電器:回路に電圧があるか(活線か)を確認する
名称 検電器
用途 回路の電圧の有無を確認(通電しているかを確認)

暗記ポイント:「検電器=電圧の有無(活線確認)」をワンセットで覚える。迷ったら負けなので、ここは反射で書けるようにします。

絶縁抵抗計(メガー):用途・試験・端子をセット暗記

電気の測定機器(絶縁抵抗計など)も出題されやすい分野です。写真から名称を当てるだけでなく、 用途や「何の試験に使うか」、さらに端子(リード線)の名称まで問われることがあります。

絶縁抵抗計の写真
絶縁抵抗計(メガー):回路の絶縁抵抗を測定する
名称 絶縁抵抗計
用途 回路の絶縁抵抗値を測定する
何の試験に用いる? 絶縁抵抗試験(=絶縁抵抗計を用いる)
(例)リード線/端子は? アース端子(など、機器の表示に沿って答える)

出題が「名称だけ」ならラッキーですが、記述問題は一段深く聞いてくることがあります。 だからこそ、名称→用途→試験をセットで暗記しておくと安定します。

空気管の部品:名称+可能なら用途まで

空気管(配管)まわりの部品も、写真で提示されて名称を答える形式になりがちです。 試験回によっては「名称のみ」で済むこともありますが、念のため用途も軽く押さえておくと安心です。

空気管の部品写真1 空気管の部品写真2 空気管の部品写真3
空気管の部品:写真で名称を問われることがある
  • ① 銅管端子
  • ② 貫通キャップ
  • ③ ステップル
  • ④ ステッカー

実戦メモ:「名称だけで良かった」回もありますが、試験は年によって傾向が変わることがあります。用途まで1行で言えると、どんな聞かれ方でも対応しやすいです。

熱感知器:定温式と差動式の違いを文章で言えるように

熱感知器は「写真が2つ並んでいて、それぞれに該当する用途(説明)を選べ」といった形式で出ることがあります。 ここは単語暗記だけでなく、動作原理の違いを文章で説明できるようにしておくと強いです。

定温式スポット型感知器

定温式スポット型感知器の写真
定温式スポット型感知器:一定温度以上で動作

ポイント:周囲の温度が一定以上になると、バイメタルが反転して接点を閉じる。

差動式スポット型感知器

差動式スポット型感知器の写真
差動式スポット型感知器:温度上昇率で動作

ポイント:周囲の温度上昇率が一定以上になると、空気室内の空気が膨張してダイヤフラムを押し上げ、接点を閉じる。

種類 トリガー 覚え方(短い言い換え)
定温式スポット型 一定温度 「温度そのもの」で動く
差動式スポット型 温度上昇率 「上がり方(上昇の速さ)」で動く

P型1級発信機:誤発報時の対処(復旧)も狙われる

発信機は「写真を見て名称を答えよ」という出題がありえます。加えて、 誤発報したときの対処を複数答えさせる問題も出ることがあります。

P型1級発信機の写真
P型1級発信機:名称+誤発報時の復旧手順
答え(名称) P型1級発信機
誤発報した時の対処(例:2つ)
  • 発信機のボタンを定位置に戻す
  • 火災受信機の復旧ボタンを押す

※復旧手順の表現は、問題文の求め方に合わせて簡潔に書けるように練習しておくと安心です。

製図(平面図・系統図):解説よりも過去問反復が効く

製図編は、細かい解説を読み込むよりも、過去問を繰り返して問題を解くほうが手堅いと感じました。 実際に出た問題も、次のような形式が中心でした。

製図の出題例(平面図・系統図)1 製図の出題例(平面図・系統図)2
製図:平面図と系統図の問題が出題されることがある

製図対策で意識したいこと

  • まずは過去問を一周して「どの情報を図に落とすのか」を把握する
  • 次に同じ過去問をもう一周して、スピードと正確さを上げる
  • 3周目以降は時間を測って本番形式で解く

結論:製図は「理解した気になる」より「描けるようにする」。手を動かした回数がそのまま合格率に効きやすいです。

おすすめの勉強の回し方(スケジュール例)

ここでは、実技(鑑別+製図)を効率よく回すための例を示します。期間は人によりますが、考え方は同じです。

ステップ1:鑑別の暗記カード化(1〜3日)

  • 工具・測定器・感知器・発信機を「名称/用途」でカード化
  • 写真を見て3秒以内に名称が出るかチェック

ステップ2:鑑別の記述練習(3〜7日)

  • 「名称だけ」ではなく用途を1文で書く練習
  • 定温式/差動式などは原理の文章も書けるようにする

ステップ3:製図は過去問を反復(毎日)

  • 最初は丁寧に、次にスピード重視
  • 本番が近づいたら時間制限を導入

おすすめテキスト・過去問の考え方

実技試験は「受かりにくい」と感じやすい一方で、対策の方向性を間違えなければ十分狙えます。 個人的には、いろいろなテキストに手を広げるより、過去問を解いて修正するほうが一番効きました。

おすすめテキスト写真1 おすすめテキスト写真2
テキストは「理解」より「解ける」を優先すると進みやすい

参考(広告):使用テキストの一例

消防設備士第4類令和8年下巻(公論出版)

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「過去問を解く」時のチェック項目

  • 鑑別:写真を見て名称→用途まで出るか
  • 鑑別:文章問題で原理(定温式/差動式)を説明できるか
  • 製図:記号や配置のミスが再発していないか
  • 製図:時間内に完成するか(本番想定)

よくある質問(FAQ)

Q. 鑑別は「名称だけ」でいい?用途まで必要?

回によっては名称のみで済むこともありますが、出題が「名称+用途」になると一気に差がつきます。 最低でも、工具・検電器・絶縁抵抗計・感知器・発信機あたりは用途まで書けるようにしておくのがおすすめです。

Q. 定温式と差動式はどう覚える?

定温式は「一定温度で動作」、差動式は「温度上昇率で動作」と、まず軸を一本にします。次に、 定温式=バイメタル、差動式=空気室とダイヤフラム、のようにキーワードを結びつけると記述でも崩れにくいです。

Q. 製図が苦手。何から始めればいい?

まずは過去問を1回通して「完成形のイメージ」を掴み、2回目以降でスピードと正確さを上げるのが取り組みやすいです。 解説を読みすぎて手が止まるより、描いて直す回数を増やしたほうが伸びます。


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更新日:2026-05-26