
今回は、あるニュースをきっかけに「AIに転職相談って実際どうなの?」と気になり、実際に自分もAIに相談してみた体験談を書きます。
※会社名・施設名など、特定につながる情報は伏せています。
📌 先に結論(この記事の要点)
- AIは「辞める/辞めない」を決める道具ではなく、考えを整理する補助として使うのが安全
- 職務経歴書・自己PR・想定質問づくりなど、文章化・型づくりはかなり役立つ
- 精神的に追い込まれているときは、AIの前向きな返答に引っ張られやすいので注意
- 私の結論は先に辞めず、準備してから短期集中で動く
きっかけ:ニュースを見て不安になった
ニュースでは「AIの言葉を信じて勢いで仕事を辞めた結果、思ったように転職できず後悔した」という内容が紹介されていました。
正直、読んだときにこう思いました。
- AIに相談するのは危ないの?
- 背中を押されるまま動くと失敗するの?
- 自分も転職したいけど、どう判断したらいい?
そこで、自分も実際にAIへ転職相談をしてみることにしました。
私の状況(ざっくり)
私は現在、建物の設備管理(いわゆるビルメン)として働いています。
- 悩み:年収が高くない、人間関係のストレスがある
- できること:点検・監視・検針、軽微な修繕対応、報告書作成など
- 今後やりたい方向:受変電設備のある建物で電気主任技術者(選任・候補)として経験を積みたい
実際に使ったAIアプリ
今回私が使ったのはNotion AIです。
最初は「転職したい」と相談したので、退職方法や転職先を提案されるのかなと思っていました。
しかし実際には、まず現在の状況や退職したい理由、今後どのような仕事をしたいのかを質問されました。
それに答えていくうちに自分自身でも考えが整理されていき、最終的には職務経歴書の作成までサポートしてくれました。
特に「これまで何をしてきたか」「どのような経験が強みになるのか」を整理できたのは大きかったです。
AIに相談した内容
AIには、こんな感じで相談しました。
すると、すぐに「辞めたほうがいい」「転職したほうがいい」と結論を出すのではなく、現在の仕事内容や転職理由、希望条件などを詳しく聞かれました。
その結果、自分でも気づいていなかった考えや希望条件を整理することができました。
AIの回答で役に立ったこと
結論から言うと、AI相談には良い面もありました。
- 頭の中を整理できた
- 職務経歴書の型が分かった
- 転職の方向性が見えた
特に「職務経歴書に何を書けばいいのか分からない」という悩みが大きかったため、たたき台を作ってくれるのは非常に助かりました。
また、自分の場合は未経験職へ飛び込むよりも、ビルメンの経験を活かしながら受変電設備のある現場へステップアップする方が現実的だと再確認できました。
AIはあくまで補助的な存在
実際に使ってみて感じたのは、AIはあくまで補助的な存在だということです。
例えば、以下の用途では非常に役立つと感じました。
- 職務経歴書の作成
- 履歴書の文章作成
- 面接の想定質問づくり
- 自己PRの整理
私の場合は、これまでビルメンとして経験してきた業務内容やトラブル対応、チーム内での役割などをメモとして入力し、それを文章として整理してもらいました。
その結果、人事担当者にも伝わりやすい職務経歴書のたたき台を作ることができました。
逆に「AIだけだと危ない」と感じたこと
一方で、ニュースの話が刺さったのも事実です。
AIは否定せず前向きに返してくれることが多いため、精神的に追い込まれているときほど、自分に都合の良い答えだけを信じたくなる危うさがあります。
私が特に気を付けたいと思ったのは次の3点です。
- ① 先に辞めない(内定が出てから退職する)
- ② 条件は事実で確認する(年収・勤務形態・業務内容など)
- ③ AIは整理役と考える(最終判断は自分が行う)
AIで失敗するパターン
個人的には、自分で考えずにAIへ答えだけを求める使い方は危険だと思います。
例えば、こういう質問をしたとします。
AIは貯金や投資などの選択肢を提案するでしょう。しかし、どの選択が正しいかは年齢や家族構成、生活環境、リスク許容度によって変わります。
そのため、AIに人生の答えを求めるのではなく、たとえば以下のように「知識を学ぶため」に使う方が良いと思います。
- NISAとは何か
- 資産運用にはどのような方法があるのか
- 株式投資の始め方はどうするのか
私の結論:今は辞めずに準備して動く
私の結論はシンプルです。
今は辞めずに頑張る。ただし、転職活動は準備をして短期集中で進める。
転職を考える理由は本物でも、勢いだけで動くと失敗する可能性が高くなります。
だからこそ、現職で働きながら職務経歴書や面接対策を進め、求人選びの軸を固めてから動く方が良いと感じました。
おわりに:AI相談は使い方次第
AIに転職相談すること自体は悪いことではないと思います。
実際に私も、考えの整理や職務経歴書の作成では大いに助けられました。
ただし、不安なときほど「背中を押してくれる言葉」だけを信じないことも大切です。
AIは人生の答えを出してくれる存在ではありません。自分で考えるための材料を提供してくれる補助ツールです。
私はこれからもAIを活用しながら、最終的な判断は自分自身で行っていこうと思います。
同じように転職で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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