私は学生時代に運転免許を取得しました。 当時は「社会人になったら車の免許は持っておいた方がいい」と周囲から言われていたため、深く考えずに教習所へ通い始めました。
しかし、今振り返ると免許取得までの道のりは決して順調ではなく、取得まで約8か月もかかりました。
今回は、ADHD傾向のある私が教習所で苦戦した体験談をお話しします。 もし今「教習所がきつい」「学科に落ちてつらい」「運転に向いてない気がする」と悩んでいる人がいたら、時間がかかっても取れる可能性はあるということを伝えたいです。
📌 先に結論(この記事の要点)
- 私は免許取得まで8か月かかった(技能・学科・路上すべてでつまずいた)
- 学科は仮免で3回不合格。原因は「理解が浅いまま解いていた」ことだった
- 運転中は注意がそれやすく、ミス→注意→頭が真っ白→さらにミス、の悪循環が起きた
- それでも諦めずに続けた結果、免許は取れて、高速道路も運転できるようになった
免許を取ろうと思ったきっかけ(深く考えず教習所へ)
私が運転免許を取ったのは学生時代です。 当時は周囲から「社会人になったら車の免許は持っておいた方がいい」と言われていて、特に深く考えずに教習所へ通い始めました。
でも今振り返ると、私は教習所に向いているタイプではなく、免許取得までに時間がかかりました。 それでも結果的には取れたので、「時間がかかる=無理」ではないと思っています。
仮免許取得までがとにかく大変だった(技能教習)
まず苦戦したのが技能教習でした。 教官からは何度もブレーキを踏まれ、特にハンドルの握り方や操作方法についてよく注意されていました。
しかし当時の私は、教官の説明を聞いても「何を言われているのか理解できない」ことが多くありました。 坂道発進や方向転換も苦手で、なかなかハンコをもらえませんでした。
さらに私の場合、一つのことに意識が向くと、他のことがおろそかになる傾向がありました。 例えば、教官の話を必死に聞いているうちに、急カーブコースや縦列駐車コースへ進まなければいけない場所を通り過ぎてしまい、注意されることもありました。
そして注意されると頭の中が真っ白になり、さらにミスを重ねてしまうことも少なくありませんでした。 「落ち着いてやればいい」と言われても、落ち着けない。 それが当時はとてもつらかったです。
仮免の学科試験に3回落ちた(半クラ勘違い事件)
技能教習を何とか乗り越え、次は仮免許の学科試験でした。 50問中45問以上正解しなければならない試験ですが、私は3回も不合格になりました。 当時はかなり落ち込みました。
今思えば、問題を深く考えずに解いていたことや、MT車の仕組みを十分理解していなかったことが原因だったと思います。
特に印象に残っているのが、「半クラッチ」の意味を勘違いしていたことです。 私は当時、「クラッチ」と聞いて車のハンドル中央にあるクラクションのことだと思っていました。 そのため「半クラッチとはクラクションを半分押すことなのか」と本気で考えていました。
後日、その話をアルバイト先でしたところ「それはクラクションや!」と笑われたのを今でも覚えています。
今なら笑い話ですが、当時は「言葉は聞いたことあるのに、意味がつながっていない」状態でした。 そんな状態でも、勉強を続けて、最終的には仮免許試験に合格できました。
路上教習でも失敗の連続(注意がそれる)
仮免許取得後は路上教習が始まりました。 しかし、ここでも苦戦しました。
- 踏切での安全確認を忘れて、そのまま通過しそうになった
- 左折の合図が早すぎて「薬局に入るんか?」と言われた
- 前の車につられて、信号を見落としそうになった
- パトカーを見かけると気になってしまい、意識が向いた
今思うと、不注意や「注意が向きやすいものに引っ張られる」性質が、運転中にもはっきり出ていたのだと思います。
ただ、それでも少しずつ運転に慣れ、教官から褒められることも増えていきました。 失敗ばかりでも、続けていると「できる瞬間」が少しずつ増えていきます。
教習所で一番やらかした失敗(焦り→急発進)
今でも忘れられない失敗があります。 それは教官から立て続けに注意を受けて頭の中が真っ白になった時のことです。
焦りすぎた結果、私は急発進してしまいました。 教官も驚いた様子で「どうしたんだ?」と言っていました。
当時の私は、自分でもなぜそんな行動をしたのかよく分かりませんでした。 それだけ緊張と焦りで余裕がなくなっていたのだと思います。
私は「危ないことをしよう」と思って急発進したわけではありません。焦りで頭が真っ白になり、体だけが先に動いた感覚でした。だからこそ、運転は“技術”だけでなく“心の余裕”がかなり大事だと感じました。
それでも今では運転できるようになった(苦手克服)
免許を取得した直後は、バック駐車が特に苦手でした。 何度もやり直しをしていましたが、少しずつ慣れていくうちに克服できました。
その後は高速道路も運転できるようになり、職場の同僚と趣味の歴史巡りへ出かけることもありました。
現在は車を所有していませんが、機会があればまた運転したいと思っています。
ADHD傾向の私が教習所でつらかった理由(振り返り)
今振り返って「なぜこんなに苦戦したのか」を言語化すると、次のような要素が重なっていた気がします。
- 同時に複数のこと(操作・標識・周囲確認・指示理解)を処理する必要がある
- 注意がそれる(前車・パトカー・教官の言葉など)
- 注意されると焦る→頭が真っ白→さらにミスが増える
- 「分からない部分」をピンポイントで言語化しづらい
運転は「慣れ」が大きいと言われますが、慣れる前の段階が一番しんどかったです。
教習所で少し楽になった考え方(工夫)
私は器用にこなせるタイプではなかったので、上達のコツというより「気持ちが折れない工夫」の方が大事でした。
- 落ち込んでも「今日は“できない日”」と割り切る(自分を責めすぎない)
- 分からない用語は、そのままにしない(クラッチ事件の反省)
- 注意されたら、一度深呼吸してから次の操作に入る(焦り対策)
- 失敗した場面は「何に注意が向いていたか」を後で振り返る
教習所はどうしても「できない自分」が目立ちます。 でも、続けていると少しずつ「できる自分」も増えていきます。 私はそれで乗り切りました。
よくある質問(FAQ)
Q1. ADHDだと運転免許は取れませんか?
私の場合は時間がかかりましたが、最終的には取得できました。向き不向きや環境はありますが、「時間がかかる=無理」とは限らないと思います。
Q2. 学科試験に何回も落ちると終わりですか?
私は仮免学科に3回落ちました。それでも勉強を続けて合格できました。落ちた原因を「理解不足」「読み違い」「知識の穴」などに分解して埋めるのが大事だと思います。
Q3. 運転中に注意がそれやすいのが怖いです
私も同じでした。焦るとミスが増えるので、深呼吸して一度仕切り直す、分からないまま進まない、など「焦り対策」を入れるだけでも少し楽になりました。
まとめ
私は運転免許取得まで約8か月かかりました。 技能教習で苦戦し、学科試験にも何度も落ち、路上教習でも失敗を繰り返しました。 正直「自分には運転は向いていないのではないか」と思ったこともあります。
それでも諦めずに続けた結果、最終的には免許を取得し、高速道路も運転できるようになりました。 もしADHDや不注意の傾向があって教習所で苦戦している人がいたら、「時間がかかっても取得できる可能性はある」と伝えたいです。 私自身が、その一人だったのですから。
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