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設備管理の仕事内容とは?現役ビルメンが楽しい・やりがいを感じる業務を紹介

設備管理(ビルメン)の仕事と聞くと、「待機時間が長くて楽」「座ってる時間が多い」といったイメージを持つ人もいると思います。 実際、現場によっては待機時間に同僚と談笑したり、資格勉強をしたりできる時間があるのは事実で、私もそこに魅力を感じています。

ただ、設備管理の楽しさはそれだけではありません。

巡視点検で異常を発見した時、修繕対応で設備が正常に動いた時、トラブルの原因を調査して解決できた時など、 現場ならではの面白さ・達成感があります。

今回は、私が設備管理の仕事をしていて「特に楽しい」と感じる業務を、具体例と一緒に紹介します。 これから設備管理を目指す方や、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

まずは設備管理の主な仕事内容を図でまとめました。

設備管理の仕事内容一覧図解

それでは、実際に私が楽しいと感じている業務について詳しく紹介していきます。

📌 先に結論(設備管理の「楽しい」はここにある)

  • 巡視点検は「異常を見つけるゲーム」みたいな面白さがある(コツを掴むと発見率が上がる)
  • 月次点検は、設備の構造や仕組みが分かってくるほど楽しくなる(整備の達成感もある)
  • 修繕対応は“直して終わり”ではなく、原因と再発防止まで考えると奥が深い
  • トラブル対応は、原因調査→切り分け→復旧までできた時の達成感が大きい
  • 新築現場は安定しやすいが、古い現場は修繕機会が多く成長しやすい面もある

設備管理は「待機だけ」じゃない(現場の面白さ)

設備管理の仕事は、確かに現場によっては待機時間があります。 その時間に同僚と談笑したり、資格勉強ができたりするのは魅力です。

しかし、設備管理の本当の面白さは「建物の異常を見つける」「直す」「原因を突き止める」といった、 現場で設備に触れる仕事にあると思っています。


楽しい業務① 巡視点検(異常発見のコツ)

巡視点検は、日常の点検として建物内外を巡回し、異常がないか確認する業務です。 私は消防設備士を取得しているので、巡回中は誘導灯、屋内消火栓、感知器、スプリンクラーヘッドなどの外観もよく見ます。

他にも、共用部の時計のズレ、タイルの剥がれ、照明の不点灯、害虫が侵入しそうな隙間がないかなどもチェックします。

最初は「何を見ればいいか分からない」「異常ってそう簡単に見つからない」と思いがちですが、 上司に教わった巡視点検のコツがとても役立ちました。

巡視点検が上手くなるコツ(上司に教わった方法)
  • 「足元を見る日」「壁を見る日」「天井を見る日」など、意識して重点を変える
  • 目だけでなく、普段はも当てにして異音を拾う

このやり方を意識すると「見えるもの」が増えてきて、巡視点検が一気に面白くなりました。


楽しい業務② 月次点検(普段触れない部分に触れる)

月次点検は、受水槽・汚水槽などの各水槽、空調機など、日常点検とは違う範囲をしっかり見る点検です。

例えば空調機の点検なら、Vベルトの亀裂や緩みがあれば新品に交換したり、 ドレントラップが詰まっている場合はワイヤブラシで詰まりを解消させたりします。

こういう作業は「点検」というより「軽整備」に近い部分もあり、うまくいくと達成感があります。 結果的に1時間くらい集中して取り組めることもあり、私は結構積極的にやっています。

月次点検が楽しい理由(私の場合)

「設備がどういう仕組みで動いているか」が少しずつ分かってくると、点検の見方が変わります。 “数値を取るだけ”から、“異常の兆候を探す”に変わった瞬間に面白さが増えました。


楽しい業務③ 修繕対応(直った瞬間が気持ちいい)

修繕対応の中でも、私はコンセント交換などの電気工事系の修繕が一番好きです。 理由は単純で、資格が活かせて「有資格者ができる仕事をやっている」と感じると嬉しいからです。

他にも、ドアクローザーの交換、トイレの詰まり対応など、いろいろな修繕があります。 待機しているより「手を動かして改善できる」方が、時間も早く感じます。

ただ、修繕対応はやりたがる人も多く、ライバルも結構います。 そういう時は譲ったり、一緒に対応したりしています。 (このあたりのバランスも現場仕事っぽいところだと思います)


楽しい業務④ トラブル対応(原因調査が一番ワクワクする)

警報が発報した時は、私は積極的に現場へ向かって一緒に対応するようにしています。 トラブル対応は大変ですが、原因を調べて解決できた時の達成感が大きいです。

漏電警報:系統を切り分けて原因に辿り着くのが面白い

例えば漏電警報が発報した時は、クランプメーターなどを持って電気室へ行き、 どの系統が電流値が高いか調べていきます。 最終的に「どのコンセント」「どの照明」が原因かを特定し、修繕で復旧できた時は、 電気主任技術者の実務をやっている感があってすごく良いです。

満水警報:復旧より「どこが悪いか調べる」がやりがい

水槽の満水警報なども、復旧作業そのものより「どこが悪いか」を調べるのが面白いと感じます。 ボールタップ給水が悪いのか、電磁弁が悪いのか…と切り分けていくとワクワクします。

注意
警報対応は現場ルールと安全が最優先です。無理に一人で抱えず、上司・責任者・業者へ連携しながら対応するのが基本です。

現場によって成長の仕方が変わる(新築 vs 古い現場)

設備管理は、配属される現場によって経験できる内容が大きく変わります。

私は現在、新築の現場で勤務していますが、上司からは「若いうちは古い現場で経験を積んだ方が成長できる」と教わりました。

確かに築年数の古い現場では設備の故障や修繕の機会が多く、設備管理員としての知識や技術を身につけやすい面があります。 一方、新築はトラブルが少ないぶん、点検・運用の基本を丁寧に積み上げたり、資料を読み込んだりする時間が取りやすいこともあります。

どちらが正解というより、「今の自分に必要な経験は何か」を意識して現場選びができると強いと思います。


これから設備管理を目指す方へ(仕事の見え方が変わる)

設備管理は、待機だけの仕事ではありません。 建物を支えるために、巡視点検・月次点検・修繕・トラブル対応など、さまざまな業務があります。

そして、これらの業務は「慣れてくるほど面白くなる」側面があります。 最初は分からないことだらけでも、経験と知識が積み上がると、異常の兆候が見えるようになり、原因の切り分けもできるようになってきます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 設備管理は本当に「楽な仕事」ですか?

現場によります。待機が多い現場もあれば、修繕やトラブルが多く忙しい現場もあります。 ただ、忙しさとは別に「異常を見つける」「直す」「原因を解決する」面白さがある仕事だと思います。

Q2. 巡視点検で異常を見つけるコツはありますか?

「足元・壁・天井」など見る場所の重点を日によって変えること、目だけでなく耳で異音を拾うことが役立ちます。

Q3. 新築と古い現場、どちらが成長できますか?

古い現場は修繕・故障が多く経験値が上がりやすい一方、新築は基本を丁寧に積める・資料を読み込めるなど別の強みがあります。 自分が伸ばしたい力に合わせて選ぶのが良いと思います。


まとめ

私は設備管理の仕事で、待機時間に資格勉強をしたり同僚と談笑したりする時間も好きですが、 それ以上に現場で設備に触れる業務にやりがいを感じています。

巡視点検では異常を発見する力が身につき、月次点検では設備の構造や仕組みを学ぶことができます。 修繕対応では資格を活かした作業ができ、トラブル対応では故障原因を調査して復旧につなげる面白さがあります。

これから設備管理を目指す方や転職を考えている方には、「待機の有無」だけでなく、 「現場でどんな経験ができるか」「誰が教えてくれるか」といった点も含めて考えてみてほしいと思います。

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