入社したきっかけ
大学の就職説明会に参加した際、施工管理の会社の説明を聞く機会がありました。
当時は建設業界の求人が多く、新卒向けの施工管理職の募集も多くありました。
その中でも空調の施工管理会社の説明が印象に残りました。
説明会では担当者から次のような話がありました。
「東京オリンピックの影響で今後は建物が増えます。施工管理の仕事は将来性があり安定しています」
当時の私は仕事内容をあまり理解していませんでしたが、「将来安泰」という言葉に魅力を感じました。
そして大学卒業後、空調の施工管理会社に新卒で入社しました。
独身寮に入り遠方の現場へ配属
最初の現場は実家から遠かったため、独身寮に住むことになりました。
しかし配属先は人手不足で、いきなり現場監督の仕事を任されました。
施工管理の仕事内容
現場監督
職人さんが施工図通りにダクトや配管を取り付けているか確認していました。
グリーンファイル作成
安全管理のための書類作成や資格証の写しを下請け会社へ催促していました。
工事報告書の作成
現場で撮影した写真をゼネコン指定のExcelにまとめていました。
安全手順書の作成
作業を安全に行うためのルールをまとめた書類を作成していました。
新人教育
現場に入ってきた新しい作業員の教育も任されました。
Excelが苦手で作業が進まない
工事写真のまとめはすべてExcelで作成していました。
しかし当時はExcelが得意ではなく、作成に時間がかかっていました。
さらに現場では職人さんから
「ここのダクト入らないやんけ、なんとかしろ」
と言われることもあり、対応できず怒鳴られることもありました。
毎日のスケジュール
- 6時起床
- 7時事務所到着
- 8時現場到着
- 職人さん点呼
- 朝礼・ラジオ体操
- 現場管理
- 日報作成
作業内容の把握ができず、日報の作成にも苦戦しました。
限界を感じた理由
現場では職人さんに怒鳴られ、事務所では上司に怒られる日々でした。
さらに新卒社員には会社から宿題が出され、仕事後も作業がありました。
終電で帰ることもあり、風呂に入らず寝てしまうこともありました。
また、新卒社員は飲み会が強制参加でした。
忙しくて飲み会を忘れた時は、上司から電話で長時間説教されました。
退職までの流れ
半年後、限界を感じて退職届を提出しました。
しかしすぐには承諾されず、退職できたのは3ヶ月後でした。
最後に事務職にならないかと提案されましたが断りました。
退職最終日には上司から「会社の宿題はまだか」というメールが届きました。
施工管理で身についたスキル
- Excelの基本操作
- 現場の流れの理解
- 安全書類の作成
- 工事写真管理
取得した資格
- 低圧電気取扱者
- 酸欠作業従事者
- 粉じん作業従事者
- 高所作業車技能講習
新卒で辞めて思ったこと
新卒で施工管理を辞めるのは不安でした。
新卒カードを捨てるのは怖いと思っていました。
しかし無理して続けるよりも、自分に合う仕事を探した方が良いと思います。
施工管理は向き不向きがはっきり分かれる仕事です。
合わないと感じたら早めに方向転換するのも一つの選択だと思います。